旅シネマ vol.1【ローマの休日】

8th. July. 2020

コロナ禍の影響により、ここ数ヶ月の間にライフスタイルが大きく変わりましたね。
日常生活はもちろんのこと、レジャーや休暇の過ごし方も感染拡大防止を念頭に、海外旅行は最もハードルの高いもののひとつになってしまいました(涙)

一方おウチにこもってNetflixやyoutube等配信動画でのドラマや映画鑑賞が、自粛生活以降の一番身近なレジャーとなっていたのは私だけではないはず…。本当だったら今頃は南の島のホテルにいたはずなんだけどなぁ、、、といくら哀しんでもコロナは去ってはくれません(涙)

ここで閃いたのが、お家にいながらにして世界各地の名画を見て旅気分に浸っちゃお〜✈︎名付けて【旅シネマシリーズ】。シリーズというからににはこれからもぼちぼち続きます。….の予定です。

大好きな映画を見て擬似旅行も楽しんでしまいましょ❤️というゆる〜い企画です♪

第一回はやっぱり外せない、『ローマの休日』もう何度も観たという人も多いはず(私もその一人)。

“永遠の妖精”オードリーヘップバーンとハリウッドきっての二枚目俳優グレゴリー・ペックがタッグを組んだラブストーリー、それも正真正銘のプリンセスと、しがない新聞記者という禁じられた(格差?)恋をイタリアの古都ローマを舞台に繰り広げられるのだから、もう、キュンキュン度マックスは間違いないのであります。

二人のラブストーリーと共にローマの美しい街並みや観光名地の数々に魅せられます。

出会いの場所フォロ・ロマーノを始め、舞踏会のシーンのブランカッチョ宮殿、サンタジェロ城でのパーティー。
アン王女がヘアカットをしたトレビの泉やスペイン広場でジェラートを食べるシーンはあまりにも有名です。

”真実の口”ではジョーがいたずらで、手を飲み込まれる小芝居を打ち、仰天のあまり叫び声をあげるという、この世のものとは思えない可愛らしいリアクションで観客を一人残らずキュン死💘させてしまうアン王女ですが、実はアレ、監督と画策したグレゴリーペックが、台本にないアドリブでオードリーをガチで驚かせたという、、、「もう、なんなの!?なんでマジリアクションでそんなかわいいんだヨ!?」と、いやまぁ、アン王女ひいてはオードリー様の魅力と愛らしさに尽きるのですが、、、、。

さて、この映画一番のお気に入りはラストシーンのコロンナ宮殿。
中世の建築様式と美術品や天井画が豪華絢爛。現在は美術館として一般公開されていますね。

眩いばかりの宮殿の美しさに負けない気品と気高さで、記者会見に現れたアン王女。
記者の一人から「外遊のなかで一番印象に残った場所は」と問われた答えに胸が熱くなります。

Rome, By all means, Rome!
I will cherish my visit here in memory 
as long as I live.

ローマです!なんと申しましてもローマです!
私はローマでの思い出を生涯大切にいたします。

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切なさの中にも爽やかな、温かい余韻を心に残してくれる物語、何度でもローマに又訪れてみたい!と思わせてくれる大好きな作品です。

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